南アメリカ大陸の西部に位置する国・ボリビア。
渡航するとなると現地ならではの名物料理を堪能したいという方は多いことでしょうが、内陸国であるボリビアは肉料理や煮込み料理が有名です。
今回は「ボリビアのおすすめグルメ」について、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・ボリビアの食文化について
・現地で食べてほしいおすすめのボリビア料理
国の周囲に海のない立地のため海産物を食する機会は少ないようですが、ボリビアは近隣国のペルーと同様に日本人も親しみやすい料理が多い印象を受けました。
世界一周の際に、ボリビアへ訪れた経験をもとにご紹介します。
ボリビアの食文化について
まずは、ボリビア料理の特徴についてご紹介します。
ボリビア料理は地域ごとにそれぞれ特色がありますが、大きく分類すると3つの地域に区分されます。
■アンデス高地
首都ラパスを含むこの地域には、ボリビアの人口の半数以上が暮らしています。
気温が低めということもあり、肉類や野菜を用いた煮込み料理が多いことが特徴です。
■東部低地(オリエンテ)
ボリビアの国土の約6割を占める地域です。
内陸国のボリビアですが、この地域では肉料理だけではなく川魚を用いた料理も食されています。
■ユンガス地方
アンデス山脈の東側斜面に広がる地域です。
比較的温暖な気候であるこのエリアでは、新鮮な素材を生かしたシンプルな料理が親しまれています。
それぞれの地域の食文化を生かした料理を試してみましょう。
また、ボリビアではお米と共に芋類やトウモロコシが主食として食されています。
特に品種の多いジャガイモは定番のフライドポテトや、煮込み料理でも活躍している食材です。
おすすめのボリビア料理
それでは、おすすめのボリビアグルメをご紹介します。
サルテーニャ
■朝ごはんの定番
鶏肉や牛肉、野菜やゆで卵などの具材を小麦粉で作った生地で包みこんだ料理です。
オーブンで焼いているので出来たては生地がサクサクで、具材の旨味が閉じ込められています。
ミートパイや餃子に近い料理で、日本人にも親しみやすい一品です。
スペイン発祥のエンパナーダの一種で、ペルーやチリなどの近隣国でも食されています。
ピケマチョ
■代表的な肉料理
牛肉やフライドポテト、色とりどりの野菜やゆで卵などが入っています。
様々な具材を使用したボリューム満点の料理で、定番のパーティーメニューです。
スパイシーな味付けがクセになる見た目も華やかな一品です。
シルパンチョ
■ボリビア料理の定番
ボリビア第3の都市・コチャバンバの名物料理です。
薄く伸ばした牛肉にパン粉をまぶして焼き上げ、目玉焼きと共にライスの上にのせています。
付け合わせのサルサソースとの相性も抜群です。
日本でいう牛丼のような存在で、ボリビアで広く親しまれている一品です。
ソパ・デ・マニ
■伝統的なスープ
ピーナツを使用したポタージュスープです。
クリーミーなスープには肉類や野菜、マカロニなども入っています。
香ばしいピーナツの香りと濃厚な味わいが特徴です。
アンティクーチョ
■人気の串焼き料理
スパイスで味付けされた牛ハツを串焼きにした料理です。
町中の屋台でも販売されているので気軽に購入できる一品ですが、食べごたえ抜群です。
店によっては他の部位を使用していたり、お肉と共に野菜も串焼きにしています。
チリやペルーでも親しまれています。
以上、「ボリビアのおすすめグルメ」を紹介いたしました。
ボリビアへ訪れる際は、現地のグルメもぜひお楽しみください。