エジプトが世界に誇る観光スポットの一つであるギザのピラミッド。
誰もが一度は訪れてみたいと思う場所ではないでしょうか。
謎多き世界遺産としても知られており、世界中から多くの観光客が訪れます。
今回は、エジプト・カイロへ訪れる方に向けて「ギザのピラミッド群とスフィンクス観光」についての、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・ピラミッドへのアクセス情報【Uber・メトロ(地下鉄)+ミニバス】
・ギザの三大ミラミッドとスフィンクス観光【トラブル・注意点】
私は世界一周の際にエジプト・カイロを訪れました。
ピラミッドでは想定外の出来事に遭遇してしまったので、これから訪れる方に注意してほしい気持ちも込めて、自分自身の経験をもとに、ご紹介します。
ギザのピラミッドへのアクセス方法
ピラミッドへの移動方法をご紹介します。
個人での移動に不安がある方は、現地ツアーを利用するのもおすすめです。
日本語の予約サイトなので、WEBから気軽に申込が可能です。
Uber利用
個人でピラミッドを訪れる場合は、一番おすすめな移動方法はUberです。
【タハリール広場 ~ ギザのピラミッド】
■所要時間:約40分
■運賃:65EGP~90EGPほど
エジプトは交通運賃が安く、カイロ市内での移動であれば、Uberでもそれほど高額ではありません。
ボッタくりの恐れのあるタクシーを利用するよりも、Uberの方が難易度が低いと思います。
メトロ(地下鉄)+ミニバス利用
最も安く移動できる方法は、地下鉄+ミニバスでの移動方法です。
■所要時間:カイロ中心地から1時間弱(ミニバス約15分)
■運賃:3EGP+3EGP
ピラミッドへは、メトロのギザ駅が最寄り駅です。
ギザ駅からは、ミニバスを利用してピラミッドまで行くことができます。
【ミニバスの乗車場所】
ミニバスはこの辺りから乗車します。
ギザの三大ピラミッドとスフィンクス観光
それでは、ギザのピラミッドとスフィンクス観光についてご紹介します。
ピラミッド観光でのトラブル
はじめに、今回ギザに訪れた際に私は一般的な入口から入場していません。
何があったかを、順番に説明していきたいと思います。
まず、私はギザ駅に到着後、ミニバスの乗車場所に向かいました。
駅を出てこの道で合っているかなと思っていたところ、小さな息子を連れた若いパパが、「ピラミッドへのバスはあっちだよ」と教えてくれました。
そして、数メートルだけ案内してくれたあと、「このおじいさんもピラミッドに行くらしいから、同じバスだよ」と告げ、その親子とは別れました。
そのおじいさんは、「孫と一緒にカイロの隣の都市であるアレクサンドリアから来て、初めて孫にピラミッドを見せに来たんだ」と言っていました。
おじいさんは英語が堪能で、自分の町や他のエジプトの都市の話をしてくれました。
そして、その孫の男の子がシャイでめちゃくちゃ可愛い!
ただ、「ここで降りるんだよ」と言って、途中でなぜかバスを乗り換えたので、さずがに心配になりこのバスで合っているか確認しました。
他にたくさん人も乗っている普通のミニバスだし、周りは車や人通りも多いので、バスが間違っていたとしても、それほど危険には思っていませんでした。
そして、最終的にここだよと言われて降りたのが、明らかに観光客がいないような入口。
たぶん、ピラミッドへの裏口的な場所だと思います。
「あっやられた」と思いながらも、とりあえず降りると、そのままツアー会社?とも言えないような場所に案内されました。
案の定、一般的な価格よりも高い、確か1,500EGPのツアーの案内をされました。
「私はツアーには参加しないから戻る」というと、「少し内容を変えるけど安くするから」と言ってきました。
幸いにも?私は現金は、ほとんど持ち歩いていませんでした。
「ちょっとしかお金持ってないから参加できない」と伝えると、おじいさんもツアー会社?の人に交渉しているようでした。
その結果、600EGPほど料金が下がり、ここから正規の入口に向かうのも大変だと思った私は、
この謎のツアー会社のプランに参加することにしました。
「いやいや危ないでしょ」って思うかもしれませんが、価格も下がったし、ここは参加しておいた方が丸く収まると思ったんです。
高額すぎていたら無理ですが、この程度だったらいいかと。
ツアー自体は、宿泊していた「ベニス細川家」の同じような内容のツアーより、+1,500円ぐらいの金額でした。
ベニスだと、ホテルの往復送迎が付いていて、私が乗った馬ではなくラクダのようですが。
ちなみに、私はギザ駅付近で子供と一緒に騙そうとする人がいるという情報を、事前にネットから得ていました。
でも、今回は初めの親子からおじいさんと孫へのバトンタッチ?があったので、油断していたのかもしれません。
どこまでの人がグルだったのかは、分かりませんが。
個人でピラミッドへ行く場合は、難しい問題ですが、自分から話しかけた人以外からの言葉は、信用しない方が良いかもしれません。
大きな金額ではないし、おじいさんとの話は楽しかったし、孫が可愛かったこともあり、
それほどダメージは受けなかったのが正直なところです。
でも、こういうことってやっぱり、良い気はしませんよね。
ピラミッド・スフィンクス観光
気を取り直して、この謎のツアー会社のプランでの観光の様子です。
こちらが貰ったチケット。
本物のチケットなのか、正直疑いました。。
価格が安くなって、おじいちゃんと孫とは別行動のツアーになりました。
案内人が一人付いて、馬に乗って周りました。
ピラミッド群をがある場所は、広大な敷地です。
普通に歩いて観光するつもりだったけど、この暑さの中ずっと歩いて観光するのも大変そうです。
馬で観光できたのは、結果的に楽で良かったかも。
「ギザの三大ピラミッド」です!
さすがに、テンションが上がります!
ラクダに乗って観光している人たちもいます。
写真を撮ってても、絵になりますね。
とりあえず観光はめいいっぱい楽しみます。
「カフラー王のピラミッド」です。
さすがの存在感。
近いづいてみると、たくさんの岩が積まれているのが分かります。
人の手で造ったものだということが、感じられます。
こちらは、「クフ王のピラミッド」です。
目の前にあることが、なんだか不思議な気分になります。
そして、「スフィンクス」です。
これが本物かと思うと、感慨深い気持ちになります。
ちなみに、スフィンクスを見ている間に、案内人に見つからないようにそのまま消えようと思い、しばらく様子を伺っていましたが、上手くいきませんでした。。
観光自体は無事に終わり、最後の難関ポイント?です。
早く馬を降りようとすると、案内人がチップの要求をしてきます。
でも、私はツアー代で現金を使ったので、帰りの交通費ぐらいしかエジプトポンドは残っていませんでした。
日本円でも良いというので、千円を渡そうとすると、「足りない」と言ってきます。
これか。世界三大ウザいというのは。
いろんな意味で疲れて、早く宿に帰りたかったので、他に持っていた現金は20USドルだけでしたが、もういいやと思い20USドルを渡したら、帰りの一般のミニバスまで案内してくれました。
ツアーよりも、このチップ要求の方が正直イラッと感じました。
以上、「ピラミッド・スフィンクス観光」について、ご紹介させて頂きました。
色々な意味で、思い出に残ったピラミッド観光となりました。
自分自身の経験からも、ピラミッドへ行く際の交通手段はUberの利用をおすすめします。
特に、子どもと一緒の状態で親切な感じで話してくる人に対して、初めから疑いの目を向けることって、なんだか自分自身も疲れてしまう気がします。
ギザ駅からのミニバス乗車は分かりづらいので、それよりも初めからUberを使っておくのがベストだと思いました。
幸いにも命の危険はなかったので良かったですが、これからピラミッドを訪れる方には参考にしてもらえたらと思います。
施設情報
ギザのピラミッドの施設情報です。
■名称:The Pyramids of Giza
■住所:Al Haram, Nazlet El-Semman, Al Giza Desert, Giza Governorate, Egypt
■営業時間:09:00~17:00
■入場料:160EGP(クフ王ピラミッド内への入場料:360EGP)
■アクセス:Giza(ギザ)駅よりミニバスで約15分