ブラジル最大の都市・サンパウロ。
サンパウロには多くの観光名所がありますが、広い敷地内に日本館も保有するイビラプエラ公園は憩いの場として地元の人々にも親しまれています。
今回は「サンパウロ市内でおすすめの観光スポット」について、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
■サンパウロのイビラプエラ公園【営業時間・アクセス方法】
豊かな緑に囲まれたイビラプエラ公園はリフレッシュスポットとして最適ですが、公園内に美術館や博物館などがある点もこの施設の魅力です。
世界一周の際、ブラジルへ訪れた経験をもとにご紹介します。
イビラプエラ公園とは
まずは、イビラプエラ公園の概要をご紹介します。
■名称:Parque Ibirapuera
■営業時間:5:00~23:00
■入場料:無料
■住所:Av. Pedro Álvares Cabral – Vila Mariana, São Paulo – SP, 04094-050, Brazil
■アクセス:サンパウロ中心地から車で約20分
■WEBサイト:https://ibirapuera.org/ibirapuera-park/
サンパウロの南部に位置するイビラプエラ公園は、サンパウロ市政の400周年を記念して1954年に開園された市営公園です。
約158haの広大な敷地内には緑あふれる広場や、さまざまな施設が点在しています。
イビラプエラ劇場やサンパウロ近代美術館は、ブラジルを代表する建築家オスカー・ニーマイヤーが手掛けた作品であることでも知られています。
1990年には総合体育館にて、大相撲ブラジル場所が開催されました。
アクセス方法
イビラプエラ公園への交通手段は地下鉄やバス、タクシーやUberなどがあります。
【MAP】
パウリスタ大通りから車で約15分ほどなので、タクシーやUberの利用がおすすめです。
特にUberは使い勝手が良く、サンパウロ観光では頻繁に活用しました。
イビラプエラ公園での観光
イビラプエラ公園へ訪れた際の様子をご紹介します。
私は現地在住の友人に誘われて、公園内でのサイクリングを楽しみました。
自然が多く広々とした場所でのサイクリングは気持ちが良く、ランニングやピクニックをしている人も多く目にしました。

公園内の屋台ではドリンクや軽食が販売されており、休憩中にココナッツジュースを味わいました。
サイクリング後は公園内を散策しましたが、広い敷地内は施設が充実しているので丸一日でも楽しむことができる場所だと感じました。
オスカー・ニーマイヤーの建築作品である「イビラプエラ劇場」です。
2005年に完成した約196坪の音楽ホールで、上空から見ると台形の形をしています。

エントランス横のアートが印象的なこちらの施設は「サンパウロ近代美術館」です。
1948年に設立され、ルノアールやピカソなどの著名な作家の作品も収蔵されています。
「MAM」の愛称で親しまれており、館内にはカフェやレストランが併設されています。

イビラプエラ公園には日本を感じることができる施設もあります。
日本政府と共にブラジル日系会社が建築・寄贈した「日本館」です。
日本から取り寄せた日本建築の伝統的な資材がされており、日本家屋や本格的な日本庭園を楽しむことができます。


また、ブラジルの公園というと治安面も気になることでしょう。
とても大きな公園ですが、多くの人々がくつろいでいて日中は治安も良い印象を受けました。
家族連れも多く、子どもたちも楽しそうに遊んでいました。
日が暮れると雰囲気は変わると思いますが、訪れる際は日中も含めスリなどには十分に注意しましょう。
サンパウロへ訪れる際は、ぜひご参考ください。