トルコ中部の都市・カッパドキアの人気アクティビティといえば気球ツアーです。
気球ツアーは宿泊先のホテルやツアー会社などで現地到着後でも申込が可能ですが、予約方法やベストシーズンが気になるところです。
今回は「トルコ・カッパドキアの熱気球ツアー(ホットエアバルーンツアー)」について、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・カッパドキアの気球ツアーについて【時期・料金・服装】
・気球ツアーの詳細【DISCOVERY BALLOONS】
空一面の気球を写真に収めるのも魅力的ですが、気球ツアーに参加すると奇岩群に囲まれた独特な雰囲気の街並みを思う存分に楽しむことができます。
実際に気球ツアーに参加した私は今でもあのときの光景が忘れられず、長い旅の中でも特に思い出に残っている出来事の一つです。
世界一周の際に、トルコへ訪れた経験をもとにご紹介します。
カッパドキアの気球ツアーについて
カッパドキアの気球ツアーについてご紹介します。
ツアー内容【料金・時間】
気球ツアーは多数の気球会社が運行しています。
多少の違いはありますが、多くの気球会社が実地してるツアープランです。
気球はサンライズに合わせた早朝のツアーが一般的ですが、昼に運行するツアーも一部あります。
ツアー料金に関してはトルコリラの変動が影響していることもあり、以前と比べてより高額になっています。
料金の変動が多いので、ツアーを検討する際に最新情報を確認することをおすすめします。
ベストシーズン
気球ツアーは、基本的に1年中を通して運行しています。
気球ツアーのベストシーズンといえるのは、天候が比較的安定している5月~10月頃です。
ですが、上記以外の時期でも季節ごとの良さがあり、雪景色の中を飛行することもある冬のシーズンは幻想的な光景を見ることができます。
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注意点
気球ツアーに参加する際の注意点です。
運行状況
気球フライトは、悪天候により運行中止となる場合があります。
最も重要なのは風の強さですが、濃霧や暴雨などの理由により中止になることもあります。
悪天候で運行中止になった場合は、基本的には翌日への振替や返金対応となります。
運行中止の日が続いた場合、振替が重なったことにより新規の予約の受け入れが難しい場合もあります。
私はカッパドキア到着日に翌日の気球ツアーの予約を希望しましたが、満席や運行中止が続いたことによって最終的に参加できたのはカッパドキア滞在の5日目でした。
気球ツアーは現地到着後でも空きがあれば予約が可能ですが、特にハイシーズンは混雑状況によっては希望通りにいかないケースもあるでしょう。
天候と混雑状況のリスクを考えたうえで、事前に予約するなどの対策をすることをおすすめします。
服装
気球ツアー参加時の服装は、普段着で問題ありません。
ただし、夏であっても上空は冷え込んでいるので上着を持って行きましょう。
私が参加したのは9月末ごろでしたが、半袖に長袖のパーカー着用でも寒かったです。
厚手のアウターを着用している参加者も多かったです。
カッパドキアの気球ツアー参加の詳細
私が実際に参加した気球ツアーについてご紹介します。
予約内容【気球会社・料金】
私は宿泊していたホテル「Peace Stone House」で予約しました。
※2018年9月に参加した際の情報です。
利用した「DISCOVERY BALLOONS(ディスカバリー・バルーン)」はスタッフも気さくで、フライトも安定していてとても良かったです。
気球ツアーの様子
気球ツアーに参加した当日の様子をご紹介します。
ホテルに到着した送迎車のミニバンに乗り込み、まずは気球会社のオフィスに向かいます。
オフィス到着後に朝食として、コーヒーやパン・クッキーなどの軽食が用意されていました。
朝食後に気球会社を出発し、ミニバンで気球の出発ポイントに向かいます。
バルーンの出発ポイントに近づいてくると、たくさんの気球が見えてきてテンションが上がります。
出発地点に到着すると、大きな気球がありました。
気球のバスケットに約10名で乗り込み、いよいよフライトです。
点火した音が鳴り響き、パイロットやスタッフも乗客を盛り上げてくれます。
そして、ついに上空へ!
どんどん上昇していき、目の前には幻想的な光景が広がります。
サンライズのなか気球が飛んでいる光景はロマンチックで、とても美しかったです。
上空から見下ろしたカッパドキアの街並みも圧巻の景色で、自然の壮大さを改めて感じました。
遠くには、ウチヒサール城も見えます。
可愛らしい形の奇岩です。
カッパドキアにたくさんの奇岩がありますが、個性があって楽しめます。
1時間弱ほどのフライトを楽しみ、到着ポイントに戻っていきます。
とても有意義な時間だったので、名残り惜しい気分でした。
気球フライトが終わった後は、シャンパンのサービスがあります。
自分が運転していた訳ではありませんが、達成感を感じました。
ちなみに気球のパイロットはカッパドキアでも「花形の職業」と言われていて、人気の職業だそうです。
バルーン会社から旅の記念になる「搭乗証明書」をいただきました。
以上、「カッパドキアの気球ツアー」をご紹介しました。
写真を撮るだけでも絵になる気球は魅力的ですが、上空から見る景色や感じる空気は気球ツアーに参加しないと味わえない幸福感だと感じました。
世界一周者などの長期旅行者にとって、気球の料金は決して安いとは言えない金額だと思います。
ですが、世界中の他のどこにもないオンリーワンの景色は、その金額を支払うだけの価値があると感じました。
カッパドキアへ訪れる方は、ぜひご参考ください。