エジプトの首都・カイロ。
アフリカ大陸の中では日本人にとっても旅行先としてイメージしやすい国ですが、ツタンカーメンの黄金のマスクやミイラの展示で 知られているスポットがあります。
今回は世界的に有名な「エジプト考古学博物館」についての記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・エジプト考古学博物館での見学の様子【入場料・営業時間・所要時間】
エジプト考古学博物館は、カイロ観光では欠かせないスポットであり、
2020年にピラミッドのある「ギザ地区」に移転予定です。
世界一周の際に、エジプト・カイロを訪れた経験をもとに、ご紹介します。
エジプト考古学博物館
エジプト考古学博物館に訪れた際の様子を、ご紹介します。
※2018年10月に訪れた際の様子です。
エジプト考古学博物館(エジプトこうこがくはくぶつかん)は、エジプトの首都カイロにある国立の考古学博物館。通称カイロ博物館。年中無休。収蔵点数は20万点にものぼる。 館内には、ツタンカーメン王の王墓から発掘された黄金のマスク、黄金の玉座をはじめ、カフラー王座像、ラムセス2世のミイラなど、古代エジプトの至宝が展示されている。
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チケット購入
エジプト考古学博物館はカイロ市内の中心部にあり、「タハリール広場」からも近い場所に位置しています。
メトロを利用して向かう場合は、
Sadat(サダト)駅が最寄り駅で、駅から徒歩で7分ほどの距離です。
博物館に面している大通りは混雑していることが多いので、Uberやタクシーを利用する際は一本脇道で乗降した方が良いかもしれません。
エジプト考古学博物館は、現在のところ木曜と日曜のみ夜の営業もしています。
【 営業時間 】
■Morning Hours(日中)/ 09:00~17:00
■Evening Hours(夜)木曜日と日曜日のみ / 17:30~21:00
敷地内に入ったら、まずはチケットを購入しましょう。
エジプト人と外国人(観光客)は、入場料が異なります。
博物館のチケットは入場する全員が支払う入場料以外にも、利用する内容によっては別料金が発生します。
■入場料:日中:160EGP / 夜:220EGP
■ミイラ展示室の入場料:日中:180EGP / 夜:225EGP
■入場料+ミイラ展示室 共通チケット:300EGP
■カメラ(写真)撮影料:50EGP / ビデオ(動画)撮影料:300EGP
博物館の内部で写真を撮る場合は、写真撮影料のチケットも必要なので要注意です。
ただし、写真撮影料のチケットを購入しても
ツタンカーメンの黄金のマスクや、ミイラ室は撮影禁止です!
また、エジプト考古学博物館は学生割引が適用されます。
チケットを入手したら、いよいよ博物館の内部へ入ります。
博物館の内部の様子
エジプト考古学博物館は、大規模な博物館です。
見学する際、どれぐらいの所要時間が必要なのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
最低でも2時間以上は必要だと感じました。
歴史好きの方なら、丸一日いても飽きることはないと思います。
滞在時間に限りがある方は、
何を見るか、ある程度は予め決めておくとスムーズでしょう。
博物館の入口でのセキュリティチェック後、中に入りましょう。
それでは、博物館の内部の様子をご紹介します。
内部に入るとまず、多くの石像が展示されています。
こちらは、第19王朝のファラオである「ラムセス2世」の像です。
入り口近くにあり、とても大きな像です。
第11王朝の第4代ファラオである「メンチュヘテプ2世」の像です。
赤い王冠が特徴です。
こちらは第4王朝のファラオである「カフラー王」の像です。
ギザにある三大ピラミッドの一つに、カフラー王のピラミッドがあります。
第18王朝のファラオである「アメンホテプ3世と妻ティイ」の夫婦像です。
ひときわ大きな像で、存在感があり目立っています。
ピラミッドの頂上部に設置されていたと言われている「キャップストーン」です。
たくさんのヒエログリフ(象形文字)が刻まれています。
以上、「エジプト考古学博物館」についてご紹介しました。
エジプトの歴史を感じることができる、とても見応えのある博物館でした。
とはいえ、やはりガイドさんがいれば、さらに楽しめたのではないかとも感じました。
個人で周る場合は、行く前にある程度の知識をつけてから訪れることをおすすめします。
カイロへ訪れた際は、ぜひご参考ください。
施設概要
エジプト考古学博物館の施設概要です。
【MAP】