世界的な大都市であるイギリスの首都・ロンドン。
歴史的な建造物はもちろん、近代的な建物や最新のおしゃれスポットが混在している魅力的な町です。
今回は「イギリス・ロンドンに初めて訪れる方」に向けて、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・イギリスのロンドン観光について【所要日数・注意点(治安)】
・ロンドンのおすすめの観光地
世界一周の際にイギリス・ロンドンをを訪れた経験をもとに、ご紹介します。
ロンドン観光について
まずは、ロンドンでの観光についての注意点をご紹介します。
観光に必要な日数
日本からロンドンへは、直行便を利用すると12時間ほどです。
日本との時差は9時間(サマータイム実施時は8時間)あるので、身体への負担も考えてスケジュールを組むと良いでしょう。
ロンドンでの観光は、どれぐらいの日数が必要なのでしょうか。
ロンドン観光を満喫するには、最低でも3日間はないと主要スポットを巡るのは難しいでしょう。
ロンドン郊外にある人気スポット「コッツウォルズ」や「ストーンヘンジ」などに行きたい場合は、さらに日数を要します。
個人での観光に不安のある方や、郊外のスポットへ行く際は現地発のオプショナルツアーを利用するのもおすすめです。
ロンドンは観光以外にも、買い物やカフェ巡りなど街歩きも楽しめる町なので、可能であれば滞在日数を多めに確保することをおすすめします。
観光する際の注意点【治安】
ヨーロッパの中では比較的治安は良い方なので、日中に女性が一人で観光しても特に問題ないと思います。
しかし、スリや置き引きなどの犯罪は多いので、十分に注意しましょう。
また、公共の交通機関を利用して観光する場合は、ICプリペイドカードの「オイスターカード」を持っていると便利です。
ロンドン市内のバスは現金での支払いができないので、予め購入しておくことをおすすめします。
ロンドンのおすすめ観光スポット
ロンドンのおすすめの「人気観光スポット」をご紹介します。
バッキンガム宮殿
ロンドンで最も有名な観光地と言えるのが「バッキンガム宮殿」です。
現在も、王室であるエリザベス女王の住居として使用されている宮殿です。
バッキンガム宮殿の見どころは、宮殿前で行われる「衛兵交代式」です。
4月~7月はほとんど毎日、8月~3月は2日に1回の頻度で行われています。
また、女王陛下が避暑のため宮殿を離れる夏の期間は、宮殿内が一般公開されます。
■名称:Buckingham Palace
■営業時間:【7月25日~8月31日】9:30~19:30(最終入場は17:15)
【9月1日~10月4日】9:30~18:30(最終入場は16:15)
■入場料:ステートルーム/大人26.50ポンド・ロイヤルデイアウト/大人49ポンド
■住所:Buckingham Palace Road, London SW1A 1AA, UK
■アクセス:ヴィクトリア駅から徒歩で約10分
ビッグ・ベン(エリザベスタワー)
チャールズ・バリーによるゴシック様式の16階建ての時計台です。
映画「ピーターパン」に登場したことでも知られており、豪華な金の装飾が印象的です。
現在でもビッグ・ベンと呼ばれることが多いですが、2012年に正式名称が「エリザベス・タワー」に変更されています。
基本的には外観のみの見学ですが、国会閉会中の8月~10月の期間は有料の内部見学ツアーが実施されています。
■名称:Big Ben(Elizabeth Tower)
■住所:Westminster, London SW1A 0AA, UK
■アクセス:ウェストミンスター駅から徒歩すぐ
ロンドン・アイ
ミレニアム事業として建設された大観覧車です。
高さ135mのヨーロッパ最大級の観覧車で、カプセル型のゴンドラは25人乗りです。
1周するのに30分ほど所要しますが、頂上からはロンドン市内の絶景を楽しむことができます。
夜景を満喫できる夜に乗車するのもおすすめです。
■名称:London Eye
■営業時間:月~金(11:00~18:00)/土日(10:00~20:30)
■入場料:スタンダードチケット/大人30ポンド
■住所:Lambeth, London SE1 7PB, UK
■アクセス:ウォータールー駅から徒歩で約5分
ウェストミンスター寺院
世界遺産にも登録されていて、歴史のある豪勢な教会です。
何世紀にも渡って増改築されており、大きな敷地の中は多くの見どころがあります。
歴代の英国王室の冠婚葬祭に欠かせない場所で、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式が行われた場所としても有名です。
特に巨大なステンドグラスの美しさは必見です。
■名称:Westminster Abbey
■営業時間:月~土(9:30~15:30)/水曜(9:30~18:00)※定休日:日曜日
■入場料:大人24ポンド
■住所:Parliament Square, London SW1P 3PA, UK
■アクセス:ウェストミンスター駅から徒歩で約10分
大英博物館
ロンドンの中心地にある世界最大級の博物館です。
世界中の歴史的なコレクションが無料で展示されており、見ごたえ抜群です。
全てを見学するには丸1日かけても難しいほどの充実ぶりなので、有名な作品に絞って見学すると良いでしょう。
エジプト考古学史上最も重要だと言われるロゼッタストーンや紀元前に埋葬されたミイラ、ギリシャのパルテノン神殿の彫刻などが有名です。
■名称:British Museum
■営業時間:10:00~17:30(金曜日のみ/10:00~20:30)
■入場料:無料
■住所:Great Russell Street, London WC1B 3DG
■アクセス:トッテナム コート ロード駅から徒歩で約10分
ナショナルギャラリー
イギリスで初めて建設された、ロンドンの中心地トラファルガー広場前にある国立美術館です。
世界最大級の美術館であり、13~19世紀にかけての貴重な西洋美術作品が展示されています。
ゴッホの「ひまわり」などの有名な作品をはじめ、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロなど、ルネサンスを代表する画家や芸術家たちの作品は見ごたえ抜群です。
毎日2回の無料ガイドツアーも実施されています。(予約不要/約60分/11:30・14:30/英語案内)
■名称:National Gallery
■営業時間:10:00~18:00(金曜日のみ/10:00~21:00)
※定休日:1/1、12/24~12/26日
■入場料:無料
■住所:Trafalgar Square, London WC2N 5DN
■アクセス:チャリング・クロス駅から徒歩で約5分
ハリーポッターの9と3/4番線
世界的に大ヒットした映画「ハリーポッター」に登場する「9と3/4番線」のプラットホームが再現されているスポットです。
フォトスポットとして多くの人が写真撮影をしていますが、有料でマフラーや杖の貸出+撮影が行われており行列ができています。
地下鉄の駅内にあり、フォトスポットの隣にはハリーポッターの公式ショップがあります。
■名称:The Harry Potter’s Platform 9 3/4
■住所: Euston Road, King’s Cross, London N1 9AP
■アクセス:キングス・クロス駅内(ハリーポッターショップ横)
セント・ポール大聖堂
テート・モダンの対岸に位置している大聖堂です。
バロック建築の傑作と言われており、見事なモザイクでできた建築は必見です。
英国にとって重要な行事を数多く行っている歴史的な場所であり、チャールズ皇太子と故ダイアナ妃が結婚式を挙げた大聖堂としても知られています。
ドームの頂上からはロンドンの町並みを眺めることができ、地下にはカフェやレストランがあります。
■名称:St. Paul’s Cathedral
■営業時間:8:30~16:00 ※定休日:日曜日
■入場料:大人(18歳以上・60歳未満)20ポンド
■住所:St Paul’s Churchyard, London EC4M 8AD, UK
■アクセス:セント・ポールズ駅から徒歩で約5分
ロンドン塔
テムズ川の岸辺にそびえ立つ中世の城塞です。
世界遺産に登録されており、深い歴史が刻まれている場所です。
監獄や王宮などとして使用された数多くの歴史を経て、現在は礼拝所や儀礼的な武器などの保管庫として使用されています。
王冠などのアイテムが展示されている塔や、処刑場として使用されていた時代の拷問道具などが展示されている塔があります。
■名称:Tower of London
■営業時間:火~土曜日/9:00~17:30・日~月曜日/10:00~17:30
※11/1~2/29は16:30まで
■入場料:大人(18~64歳)28.90ポンド
■住所:St Katharine’s & Wapping, London EC3N 4AB, UK
■アクセス:タワーヒル駅から徒歩で約5分
タワーブリッジ
1894年に完成したテムズ川に架かるゴシック様式の橋です。
観光スポットとしてだけではなく、世界でもめずらしい跳ね橋として現在も使われています。
塔の中は博物館で、ガラスの歩道橋からはロンドン市内を一望することができます。
ライトアップされる夜に見学するのもおすすめです。
■名称:Tower Bridge
■営業時間:9:30~17:00(第3土曜日/10:00~) ※定休日:12/24~12/26日
■入場料:大人/9.80ポンド
■住所:Tower Bridge Rd, London SE1 2UP, UK
■アクセス:タワーヒル駅から徒歩で約10分
以上、「イギリス・ロンドンのおすすめ観光スポット」についてご紹介させて頂きました。
ロンドンを訪れる際は、ぜひご参考ください。