ドイツ西部に位置する都市ケルン。
ドイツで4番目に大きな都市ですが、この町での観光といえば世界遺産のケルン大聖堂が有名です。
今回は「ドイツの世界遺産・ケルン大聖堂」について記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・世界遺産のケルン大聖堂を訪れる【開館時間・アクセス方法】
・まさかのトラブル発生!電車でのアクセスに注意!
私は世界一周の際に、オランダのアムステルダムから長距離バスを利用してケルンまで移動しました。
世界一周中やヨーロッパ周遊をご検討中の方は、ぜひご参考ください。
世界遺産・ケルン大聖堂を訪れよう
私が実際にケルン大聖堂に訪れた際の経験をもとにご紹介します。
ケルン大聖堂とは?
まずはケルン大聖堂についてご紹介します。
ケルン大聖堂は世界最大級のゴシック様式の建築物で、ドイツ三大大聖堂の一つです。
3代目である現在の大聖堂は1248年に建設が始まりましたが、約200年の長い期間は財政難を理由に工事が中断されていました。
最終的に全てが完成したのは、600年以上もの月日が経った1880年です。
この歴史背景を知ると、見たい気持ちがより高まります。
1996年にユネスコ世界文化遺産に登録されますが、周辺の再開発計画が浮上したため2004年~2006年までは危機遺産リストに登録されていました。
後に計画が修正されたことにより、現在はリストから除外されています。
アムステルダムからケルンへのバス移動
世界一周中の私はオランダのアムステルダムから、当初はドイツのミュンヘンまでバス移動しようと考えていました。
しかし、ケルン大聖堂は日帰りで観光できると知り、宿泊なしの日帰り観光で訪れることを決めました。
私は下記のブランで移動することを決めました。
アムステルダム(14:15発)→ケルン(18:15着/23:05発)→ミュンヘン(07:45着)
ヨーロッパ周遊中には欠かせなかったスマホのアプリで、FlixBusを予約をしました。
少しハードなスケジュールですが、大聖堂のみの見学であれば十分です。
ケルン大聖堂を見学
バスの到着地であるケルン空港に着き、スイッチバッグを持ったまま電車でケルン大聖堂へ移動します。
本当は荷物を預けたかったのですが、荷物を預けることができるクロークは時間がかかりそうだったのでそのまま向かいました。
乗車後に電車の行き先が変更になったため、最寄りの駅の少し手前の駅で降ります。
後になって思うと、この時点で私はケルンの電車の気まぐれさ?にもっと注意するべきでした。
降りた駅からはすぐに大聖堂も確認できたので、この橋を歩いて渡って大聖堂まで向かいます。
予想外の経路になりましたが、この橋と大聖堂の組み合わせは絵になる光景だったので結果的に良かったです。
近くから見るのも良いですが、遠くからだとよりお城のようですね。
橋の上は歩行者用のスペースもあり、このようにたくさんの南京錠が付けられていました。
そして、いよいよケルン大聖堂に到着です。
この圧倒的な存在感!
施された細やかな彫刻に魅了されます。
二つの尖塔が印象的です。
塔の高さは約157mもあるので、間近で見るとスケールの大きさをより感じることができます。
大聖堂内のステンドグラスの美しさにも目を奪われました。
またいつか明るい時間にも訪れてみたいですね。
【MAP】
トラブル発生!ドイツの電車に注意!
ケルン大聖堂の見学を終えたあと少し周辺を散策して、予約済のバスが出発する空港までは再び電車で移動しようと考えていました。
大聖堂の最寄り駅である「ケルン中央駅」は、歩いてすぐのところにあります。
予定の時刻を過ぎても電車は来ませんが、海外だとよくあることなのでそのまま待ちます。
しかし、その後も一向に電車が来ない・・・
そして運休を知らせるアナウンスが流れます。
まだ時間はたっぷりあるので焦らず、空港へ向かう他の電車を確認します。
しかし、その後に乗車した電車もなぜか途中の駅までの運転に変更。
降りた駅は主要駅ではなくて、各駅停車で停まるような小さな田舎の駅。
その後に来る電車は快速なのかその駅には停車してくれないので、ひたすら駅のホームで待つのみ。
刻一刻と時間が経過していくのでさすがに焦り始めた私は、同じようにホームで待っている地元の人にこの状況について聞いてみます。
時々このようなことがあるとは言ってましたが、地元の人もさすがに困った様子でした。
どんどん時間が経っていきます。
ダメだ。。間に合わない。。。
スマホが使えれば良かったのですが大きな駅と違ってフリーWi-Fiもなく、タクシーの気配を感じないほど駅の周りは真っ暗で静まり返っています。
その後2度ほど電車を乗り換えながら、なんとか空港に到着しましたが結局バスには間に合わず。
初めて海外で空港泊を経験することに!!
これまでは早朝便や深夜便の利用でも空港泊は避けていたので、初めての経験に少しドキドキしました。
この経験があったからこそ、その後の旅では割と気楽に空港泊を選択することもありました。
事前にキャンセルできなかったためバス代が返金されることはありませんでしたが、このような予想外の経験が自分自身を強くしてくれると感じます。
何事も経験!と前向きな気持ちに切り替えます。
空港はフリーWi-Fiを使えるので、意外と暇を持て余すことなく過ごせました。
再度予約したバスに翌朝は乗車し、ケルンからミュンヘンに向かいました。
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時間に余裕がある方はもちろん宿泊するのが一番ですが、周遊旅行の場合は私のように時間が限られている方も少なくないと思います。
予想外のトラブルに遭遇したものも、大聖堂に行くために日帰り観光でケルンを訪れるのは一つの手だと思いました。
ドイツを訪れる際は、ぜひご参考ください。