ペルー第二の都市アレキパと人気観光都市であるクスコ。
アレキパからクスコまでの移動方法は飛行機を利用する空路移動のほか、バスを利用する陸路移動も可能です。
今回は「アレキパからクスコへのアクセス方法」について、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・アレキパからクスコへの行き方の比較【空路移動・陸路移動】
・夜行バス移動の詳細【Oltursa社バス予約・料金・時間】
バスは長時間の移動のうえ高山病も心配ですが、私はお手頃な価格で移動できるバスを利用しました。
世界一周の際に、アレキパからクスコへ移動した経験をもとにご紹介します。
アレキパからクスコへのアクセス方法の比較
空路移動と陸路移動の詳細をご紹介します。
フライト利用
短期旅行の方にとっては、一択の手段になるでしょう。
■航空会社:LATAM航空、JetSMARTなど
■所要時間:直行便利用で約1時間
■料金:5,000円前後~
年末年始や連休など利用日によっては上記よりも高額になる場合もありますが、早めに予約できれば5,000円ほどからチケットの手配が可能です。
利用日間際の予約の場合も高額になるので、できるだけ早めに手配しましょう。
バス利用
長期旅行者におすすめの移動手段です。
■バス会社:Cruz del Sur(クルス・デル・スール)、Oltursa(オルトゥルサ)など
■所要時間:約10~11時間
■料金:50~100ソルほど(3,000円弱~)
バスは朝発・夜着のバスのほか、20時頃に出発・翌朝に到着する夜行バスも運行しています。
空席さえあれば利用日間際の予約も可能なので、現地で状況を見ながらスケジュールを決めたい方におすすめです。
空路移動と陸路移動を比較して、自分自身に合う移動方法を決定しましょう。
アレキパからクスコへのバス移動
私が実際に利用したバス移動の詳細をご紹介します。
予約方法
アレキパのバスターミナルで予約できますが、バス会社によってはオンライン予約も可能です。
高級バスとして有名なこちらの2社は、下記のホームページから予約できます。
■Cruz del Sur社:https://www.cruzdelsur.com.pe/
■Oltursa社:https://www.oltursa.pe/
予約時に座席指定も行い、席によって料金が異なります。
空席があれば、バスは当日予約も可能です。
ですが、クスコ行きは利用者も多いので、できるだけ早めに予約することをおすすめします。
【アレキパ バスターミナル 】
格安バスや高級バスなど、バスターミナルには多くのバス会社が集結しています。
行き先も様々で、クスコ行き以外にも多くの路線を扱っています。
Cruz del Sur社やOltursa社など、バス会社によっては専用の待合室があります。
料金・時間
アレキパからクスコまで利用したバスの詳細です。(※2019年1月利用時)
Oltursa社のホームページで、夜行バスをオンライン予約しました。
タイミングが良ければ、通常料金よりも安いキャンペーン料金で予約することもできるようです。
乗車日の流れ
アレキパ発・クスコ行きバスの乗車日の流れをご紹介します。
バスターミナルに到着後、Oltursa社のカウンターでスマホの予約画面を提示し、バスチケットを受取ります。
また、別のカウンターではバスターミナルの使用税である1.3ソルを支払いました。
出発の15分ほど前から乗車でき、定刻通り20時にバスは出発しました。
高級バスということもあり、飛行機の機内食のようにバス車内では食事の提供があります。
ピラフとチョコレートのほか、ドリンクサービスもありました。
簡単な食事ですが、出発前に食事を済ませてから乗車したので十分でした。
▼ 長距離バスでの貴重品管理におすすめ!
アレキパからクスコへのバス移動で最も注意したい点は高山病です。
標高の高さはアレキパは約2400m、クスコは約3400mですが、クスコに入る前に4500mほどの峠を越えていきます。
高山病予防の薬を服用したり、リラックスできる服装で乗車するなどできるだけ身体に負担をかけないように心がけましょう。
▼ 長距離移動時に便利!
クスコには予定通り、朝7時頃に到着しました。
【クスコ バスターミナル】
早朝ですが、バスターミナルは多くの観光客やタクシードライバーで賑わっていました。
バスターミナルから中心地であるアルマス広場までの移動は上り坂が多く、徒歩で約30分、タクシー利用で約10分です。
標高が高いため酸素も薄く感じるので、宿泊先までタクシーを利用しました。
また、クスコは街灯が少なめで夜は全体的に薄暗いので、特に夜着のバスを利用する場合は下車場所からタクシーの利用をおすすめします。
以上、「アレキパからクスコへの移動方法」を紹介いたしました。
アレキパ~クスコのバス移動は長時間を要するだけではなく、高山病の心配も伴うので出発前は少し不安でした。
しかし、バス車内の環境が悪くなかったこともあり、思っていたよりも快適に過ごすことができました。
ペルーへ訪れる際は、ぜひご参考ください。