フランス料理の伝統を受け継ぐグルメに魅了される国ベルギー。
旅行や仕事で海外を訪れる際、現地での食事が気になるという方も多いことでしょう。
ベルギーは食事はもちろんのこと、スイーツやビールが有名なことでも知られています。
今回は「ベルギーグルメを楽しみたい方」に向けて、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・ベルギー料理やブリュッセルのグルメ事情について
・これはおいしい!現地で食べてほしいおすすめのベルギー料理
日本人も親しみやすい料理が多いので、グルメ目的でベルギーに訪れてみるのもおすすめです。
世界一周の際にベルギーを訪れた経験をもとにご紹介します。
ベルギーのグルメ事情
まずは、ベルギー料理の特徴についてご紹介します。
ベルギー料理は伝統的なフランス料理の影響を受けていますが、恵まれた食材を豊富に使って独自の発展を遂げています。
バターやクリームを使った料理が多く、煮込み料理が定番です。
北海に面していることもあり北部では新鮮な海の幸、反対に南部ではジビエ料理を中心に山の幸を楽しむことができます。
また、ベルギーといえばビールも外せません。
ビアカフェで飲み比べするのは、お酒好きには欠かせない旅の醍醐味ではないでしょうか。
ベルギーは魅力的なスイーツがあることでも知られています。
大定番のワッフルや世界的にも有名な高級チョコレートなど、スイーツ好きにはたまらない国です。
おすすめのベルギー料理
それでは、おすすめの「ベルギーグルメ」をご紹介します。
ムール貝料理
ベルギーの名物料理
ベルギーに行ったら、ぜひ食べてほしいのが新鮮なムール貝です。
酒蒸しやバター焼きが一般的ですが、特に白ワインで蒸したムール貝は止まらない美味しさです。
シンプルな料理だからこそ、素材の良さを感じることができます。
日本ではこれほどの量のムール貝を食べるチャンスは少ないと思うので、外せない一品です。
カルボナード
ベルギーの代表的な肉料理
牛バラ肉をビールで煮込んだ伝統的な肉料理。
フランドル地方の家庭料理ですが、現在はベルギーの郷土料理として広く親しまれています。
じっくりと煮込まれているだけあって、口の中でとろけるような柔らかさに感動します。
甘めの味わいが食べやすくて、満足感を得られる一品です。
ワーテルゾーイ
クリーミーで濃厚な一品
チキンなどの肉類と野菜のうまみが、濃厚でまろやかなクリームと相性抜群です。
ゲント地方発祥の料理で、 元々はお肉ではなく川魚を使用する料理でした。
現在は入手しやすい鶏肉を使われることが多く、定番の家庭料理として親しまれています。
クリームシチューに似ているので、パンと合わせて食べるのがおすすめです。
クロケット・オー・クルヴェット
小エビのクリームコロッケ
ベルギーで伝統的なコロッケといえばこちらです。
フランス語で「パリパリとした音を立てる」という意味を持つコロッケです。
サクサクした衣の中に、小エビの旨味が詰まった濃厚なクリームが入っています。
小腹が空いたときや、ビールと合わせて楽しむのもおすすめです。
フリッツ
ベルギー発祥の一品
世界中で親しまれているフライドポテトは、実はベルギー発祥の料理なんです。
「フリッツ(Frits)」は フランス語で、現在もベルギーでは欠かせない国民食です。
二度揚げしているお店が多く、 表面はカリカリで中はホクホクしている点が特徴です。
マヨネーズソースをかけて食べるのがベルギー流で、様々なフレーバーのソースがあります。
ベルギーワッフル
ベルギーの代表的スイーツ
日本でも親しまれているベルギーのスイーツといえばワッフルです。
多くの日本のワッフル店でも扱っている楕円形のしっかりとした生地の「リエージュ風」と、 四角くサクサクとした軽い食感の「ブリュッセル風」があります。
ワッフル店の数は豊富なので、様々なお店のワッフルを食べ比べてみるのもおすすめです。
プラリネ
世界中で愛されているチョコレート
チョコレートの中にナッツやクリームなど詰めて、一口大に美しく成形した一品。
濃厚なカカオの香りと、上品な美味しさに魅了されます。
チョコレート店に並ぶ様子は宝石のようにキラキラしていて、 繊細さを感じるデザインにも注目です。
見た目も綺麗で魅力的なので、お土産品としてもおすすめです。
以上、「おすすめのベルギー料理」をご紹介しました。
ベルギーを訪れたら、魅力的なグルメに心を奪われる人も少なくないでしょう。
私自身は特にワッフルの食べ歩きにハマって、滞在中は観光がてら何度もワッフル店に足を運びました。
街の雰囲気を楽しみながら食べるワッフルは最高で、旅の良い思い出です。
ベルギーを訪れる際は、現地のグルメもぜひお楽しみください。