世界一周などの海外長期旅行の際、安く賢く旅をしたい方に人気の宿泊施設がユースホステルです。
世界中にネットワークをもつ宿泊施設で、会員制度があり、会員登録をするとお得な割引を受けることができるメリットがあります。
会員になる必要性としては、特に物価の高い欧米での長期滞在を予定されている方に、おすすめします。
私もヨーロッパ・カナダ・アメリカで、何度かユースホステルを利用しました。
私が利用したユースホステルは、共有スペースが充実しており、ホステル側で利用者同士が交流しやすいイベントを行っていたという印象があります。
他の旅人と交流したい方には、向いている宿泊施設かと思います。
利用者は日本人はもちろん、外国人が多いので異文化交流ができるでしょう。
今回は、ユースホテルの会員制度や登録方法についてご紹介したいと思います。
ユースホステルとは?
ユースホステルは、ドイツで生まれた世界的な「旅の宿」のネットワークです。
安全に楽しく経済的に旅ができるようにと考えられており、世界80か国に4000以上の施設を有する世界最大を誇る宿泊施設のネットワークです。
海外だけではなく、日本にも北海道から沖縄まで約200のユースホステルがあります。
客室は男女別のドミトリールームが基本で、会員になると全世界のユースホステルをお得な会員価格で利用できます。
宿泊だけではなく、美術館や博物館などの入場料や飛行機や鉄道の運賃などの様々な割引特典を受けることができます。
会員登録料金
■成人パス(満19歳~)
【デジタル メンバーシップ】
・新規登録会費2,000円
・継続登録会費1,500円
※デジタルメンバーシップは上記の登録料金に加えて、数十円程度の決済手数料が発生します。
【従来型会員証】
・新規登録会費2,500円
・継続登録会費2,000円
その他にも、青年パスや家族パス・団体パスなどがあります。
有効期限
発行日より1年間。
有効期限の2ヶ月前から継続手続きが可能です。
会員証の有効期限内に継続手続きを行った場合、継続登録となり登録会費が500円割引きになります。
ユースホステル会員証 作成方法
申込方法
■スマートフォン
「デジタルメンバーシップ(デジタル会員証)」 での発行となります。
スマホで即時登録・会員証発行が可能で、最短かつ最も低料金で会員証を発行できる方法です。
■オンライン
日本ユースホステル協会の公式サイトより入会が可能です。
登録費用は、郵便振替やセブン・イレブン、クレジットカード支払いが可能です。
入金後、会員証が届くまで7〜10日ほどの日数がかかります。
■ユースホステル協会・入会案内所
都内約50ヶ所を始め、全国のユースホステルや書店、大学生協など約600ヶ所にあります。
その場で発行が可能です。
必要書類
【ユースホステル協会・入会案内所での申込】
■身分証明書 (運転免許証・健康保険証・学生証など)
■申込書
ユースホステルは、会員でなくても宿泊が可能ですが、利用頻度によっては大変お得になります。
アジアなどは物価が安く、ユースホステル以外にも低価格な宿泊施設は数多くありますが、欧米はホステルでもアジアの何倍も高い宿泊料金の場所も多いです。
そのため、欧米に長期間滞在予定の方には、ユースホステル会員証は重宝するかと思います。
出発後の現地ユースホステルでも会員になることはできますが、日本にいるうちに検討しておくことをおすすめします。
まずは、自分自身の必要性を検討してみましょう。