美食の国としても注目を集める国・ペルー。
ワールドトラベルアワードの「世界で最も美食を楽しめる国」部門で何度も最優秀賞を受賞しており、ペルーを訪れた際は現地での食事を楽しみにしている方も多いことでしょう。
今回は「ペルーのおすすめグルメ」について、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・ペルーの食文化について
・現地で食べてほしいおすすめのペルー料理
ペルーは何気なく入ったお手頃な価格のお店でも美味しい料理を楽しむことができ、美食の国と称されていることが納得できる国でした。
世界一周の際に、ペルーへ訪れた経験をもとにご紹介します。
ペルーの食文化について
まずは、ペルー料理の特徴についてご紹介します。
大きく区分すると、ペルー料理は3つの地域で特徴が異なります。
地域によって気候や地形が異なるため、収穫できる野菜や果物も様々です。
■海岸砂漠地帯・・・豊富な魚介類を生かした料理が多い。主食は米。
■山岳地帯・・・肉類や野菜を使用した土鍋料理やグリル料理が有名。主食はイモ。
■アマゾン地帯・・・シンプルな蒸し料理や煮込み料理が多い。主食はイモ。
また、先住民であるインディヘナをはじめ、スペイン人、中国人、日本人、イタリア人など多くの民族が移民してきた歴史が料理にも反映されています。
美食の国と称される料理には、新鮮な食材や多くの民族の影響を受けた調理法が生かされています。
次に、ペルーでは新たな料理のジャンルとして「ニッケイ料理」も注目されています。
日本から移住してきた移民によって持ち込まれた日本料理とペルー料理を組み合わせた料理で、ペルーと日本両国の味が生かされています。
ペルーで食べる習慣がなかったタコは日系人の調理に使用されたことよって、現在では欠かせない食材として親しまれるようになりました。
おすすめのペルー料理
それでは、おすすめのペルーグルメをご紹介します。
ロモ・サルタード
■代表的なペルー料理
お肉と野菜のバランスが絶妙なペルーの国民食です。
日本でいう野菜炒めのような料理ですが、特徴はフライドポテトが入っている点です。
家庭料理として親しまれているだけではなく、多くのレストランでも提供されています。
味付けに醤油を使用してるため、日本人にも好まれやすい一品です。
セビーチェ
■中南米で定番のシーフード料理
新鮮なシーフードを味わいたいなら欠かせない一品です。
エビや白身魚などの魚介類、玉ねぎや香草などを使用しています。
レモン汁の酸味が効いていて、暑い日にもぴったりな料理です。
ペルーで発祥した料理ですが、現在は中南米で広く親しまれています。
アンティクーチョ
■肉料理の定番
ペルーで定番である牛肉の串焼き料理です。
日本でいうと焼き鳥のハツと同類の料理なので、日本人にも馴染みやすい一品です。
レストランだけではなく路上の出店で販売されていることも多いので、観光途中に食べ歩きするのも良いでしょう。
タマーレス
■定番の朝食
トウモロコシのペーストを蒸したちまちのような料理です。
トウモロコシの葉やバナナの皮で包まれていて、家庭やお店によってタイプも様々です。
ペルーでは中に肉類や卵が入ったものがタマール、甘い味わいのものがウミータとも呼ばれています。
名称は場所によって異なりますが、ペルー以外の中南米の地域でも親しまれています。
アヒ・デ・ガジーナ
■人気の煮込み料理
カレーのような煮込み料理です。
印象的なイエローは黄色の唐辛子が使用されており、とろみをつけるために食パンを使用している点が特徴です。
鶏肉の旨味が凝縮されていて、何度も食べたくなる味わいです。
ピスコサワー
■ペルーで有名なお酒
ペルーでお酒を楽しみたい方におすすめなのはピスコです。
ピスコはペルーで製造されているブドウの蒸留酒です。
アルコール度数は40度前後と高めなので、多くの店でも提供されているサワーがおすすめです。
ペルー定番のカクテルで、甘酸っぱくてまろやかな口当たりです。
インカコーラ
■国民的なソフトドリンク
ペルー料理との相性も抜群な炭酸飲料です。
ゴールデンコーラと呼ばれて親しまれており、ペルーの首都であるリマの建設400年を記念して1935年に José R. Lindley社から発売されました。
ペルーの清涼飲料水の国内シェアNo.1と絶大な人気を誇っており、国民に愛されています。
ペルーへ訪れる際は、現地のグルメもぜひお楽しみください。