アフリカ大陸の中でも、海外旅行先として人気のエジプト。
旅行や仕事で海外に訪れるとなると、現地での食事が気になるという方は、多くいらっしゃるでしょう。
今回は、エジプトを訪れる方に向けて記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・エジプト料理とは？
・これは美味しい！おすすめのエジプト料理
エジプト料理は、日本人にはなかなか馴染みが少ない料理かと思います。
世界一周の際に、エジプトを訪れた経験をもとに、ご紹介します。
エジプト料理とは？
まずは、エジプト料理の特徴についてご紹介します。
エジプト料理（エジプトりょうり）はそのルーツを古代エジプトまで遡ることが出来る。古代エジプトではすでにパンやビールが消費されていた。長い歴史の中でペルシア、古代ギリシア、古代ローマ、トルコとの交流があり、新しい食材の伝来とともに食の文化も進化し、地中海料理と西アジア料理の影響も入ってきた。7世紀にエジプトがイスラム化すると、イスラム教の食の戒律ハラールにより、ビールやワインなどのアルコール飲料や豚肉が禁止されるなど、食文化に大きな影響を与えた。現代エジプトの料理の中には、ベシャメルソースを使ったグラタン風の料理など、西ヨーロッパの料理の影響も見られる。
出典元: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
エジプトの主食は、パンです。
「エイシュ（アエーシ）」というパンが広く食されています。
ピタパンのように素朴でシンプルな薄焼きのパンで、どの料理とも合います。
また、エジプトは国民の90％がイスラム教徒です。
そのため、肉料理に関しては牛肉・鶏肉・羊肉を使うことが一般的です。
一部の都市のレストランでは、豚肉を扱っている場所もあります。
おすすめのエジプト料理
おすすめの「エジプトグルメ」をご紹介します。
コシャリ
エジプト料理の定番の一品。
お米・マカロニ・パスタ・豆などにトマトソースをかけた料理です。
エジプトの代表的な家庭料理で、炭水化物だらけの一品ですが、クセになる美味しさです。
ニンニクや揚げ玉ねぎなど、お好みでトッピングして頂きます。
多くの飲食店で扱っているので、手軽に食べることができます。
ターメイヤ
エジプト風コロッケ。
ソラ豆をすり潰して作られた揚げ物で、コロッケに似ています。
ハーブやスパイスが効いていますが、クセは強くないので食べやすい一品だと思います。
街中では、パンに挟んでサンドイッチとして販売されていることも多いです。
少しお腹が空いたときの軽食メニューとしても、おすすめです。
コフタ
エジプト風ミートボール。
エジプトの代表的な肉料理です。
スパイスの香りが広がり、食欲をそそる一品です。
ラム肉や牛肉を使われていることが多く、食べ応えがあります。
エジプト以外にも、多くのアラブ諸国や中東地域に類似する料理があります。
ムルキーヤ
モロヘイヤのスープ。
モロヘイヤは、アラビア語で「王様の野菜」という意味を持っています。
エジプトが原産国の野菜であり、広く食されている食材です。
見た目は緑で苦そうに見えますが、クセも少なく飲みやすい味わいだと思います。
シャクシュカ
人気の卵料理。
トマト煮込みの上に、卵を落とした料理です。
使用する具材は様々ですが、ひき肉や玉ねぎ・ニンジンなどの野菜を使用するのが一般的です。
エジプトらしく、スパイスの風味が広がるのもポイントです。
定番の朝食のメニューとしても、人気の一品です。
以上、「おすすめのエジプト料理」をご紹介させて頂きました。
ホテルやレストランの食事だけではなく、ローカルの食堂なども独特な雰囲気を味わえるので、おすすめです。
また、エジプトではシャーイ（紅茶）が、最もよく飲まれています。
ミントを入れたミントティーの「アッシャーイ・ビンナアナーア」は、多くのカフェやレストランでも扱っていて、ゆっくりしたいときに飲むのにおすすめです。
エジプトを訪れる際は、現地のグルメもぜひお楽しみください。
