ヨーロッパ中央部に位置する国ドイツ。
海外を訪れる際はその国のグルメも気になるところですが、ドイツと言えばビールやソーセージを思い浮かべる方は多いことでしょう。
今回は「ドイツを訪れた際に楽しみたいグルメ」に向けて記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・ドイツのグルメ事情について
・現地で食べてほしいおすすめのドイツ料理
ドイツ料理の中には日本でも親しまれている一品もあります。
世界一周の際にドイツを訪れた経験をもとにご紹介します。
ドイツのグルメ事情
まずは、ドイツ料理の特徴についてご紹介します。
ドイツではパンやジャガイモが主食として親しまれているのはもちろんのこと、同じように主食だと言えるのはお肉です。
特に消費量が高い豚肉は家庭料理として登場する頻度も高いです。
肉料理に比べて魚料理は少なめな印象がありますが、ハンブルクなど海に近い北ドイツを中心にニシンやサーモンが広く食されています。
また、保存食品が発達していることも特徴の一つです。
ドイツは風土的に、作物の収穫が難しい冬季は食料が不足してしまうことがあります。
保存食品はそのような問題を解決してくれるので、非常に重宝されています。
代表的な保存食品といえば、1500種以上もあると言われているソーセージ「ヴルスト」です。
キャベツを塩漬けした「ザワークラウト」や、様々な野菜の酢漬け「ピクルス」も欠かせません。
おすすめのドイツ料理
それでは、おすすめの「ドイツグルメ」をご紹介します。
ヴルスト
ドイツグルメの大定番
ドイツのグルメといえばソーセージを思い浮かべる方は多いと思います。
種類の豊富さも魅力なので定番の焼きソーセージ「ブラートヴルスト 」はもちろんのこと、ミュンヘン名物の白ソーセージ「ヴァイスヴルスト」や血液を使ったソーセージ「ブルートヴルスト」などドイツらしさを感じるヴルストもおすすめです。
シュヴァイネブラーテン
定番の肉料理
食べごたえのある肉料理です。
じっくりローストされた豚肉は、思う存分に旨味を感じることができます。
黒ビールを使った深みのあるソースとの相性の良さも魅力です。
バイエルン地方の名物料理ですが、現在ではドイツ各地で食されています。
グラーシュ
ドイツ風シチュー
牛肉や鹿肉を使った煮込み料理です。
ハンガリーで生まれた料理ですが、ドイツでも定番の一品として親しまれています。
定番の家庭料理でもあり、日本でいうとカレーのような存在です。
お肉と野菜の旨味を感じることができる一品です。
シュニッツェル
ドイツ風カツレツ
ドイツの定番のフライ料理です。
薄く伸ばしたお肉を使用しており、揚げ物ですが軽めで食べやすいです。
日本人も親しみやすい料理なので、気軽に挑戦できる一品でしょう。
一緒に提供されることが多いジャムとの相性も抜群です。
シュペッツレ
定番の麺料理
南ドイツの名物料理です。
卵を使用したショートパスタは、モチモチとした食感です。
特におすすめなのはクリーム系のソースで、チーズとの相性も抜群です。
お肉料理とも合うので、付け合わせとしても重宝されている一品です。
クネーデル
家庭料理の定番
ドイツで団子を意味する一品です。
小麦粉やパン、ジャガイモを使用したものが一般的です。
中に包むものによって、オリジナリティを出すことができるのも魅力です。
肉料理の付け合せとして提供されることが多いですが、万能なので主役にもなれる料理です。
プレッツェル
ドイツを代表するパン
パン大国でもあるドイツ発祥のパンです。
結び目のような形が印象的で、写真映えする見た目も魅力の一つです。
絶妙な塩の風味と香ばしさを感じ、モチモチとした食感がクセになります。
小腹が空いたときのおやつとしてもおすすめの一品です。
シュトーレン
ドイツの伝統菓子
ドライフルーツやナッツが練り込まれた菓子パンです
真っ白な粉砂糖をまぶされたビジュアルが印象的です。
ハードタイプのものが多いですが、バターが多めに練り込まれているものはしっとりとしています。
ドイツではクリスマスの時期に、薄く切ったシュトーレンを毎日少しずつ食べる習慣があります。
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ドイツを訪れる際は、現地のグルメもぜひお楽しみください。
