ユーラシア大陸のの最西端に位置する国ポルトガル。
旅行や仕事でポルトガルを訪れた際、現地ならではの料理や名物を堪能したいという方は多いことでしょう。
今回は「ポルトガルのおすすめグルメ」について、記事を作成しました。
▼こちらの記事
・ポルトガルの食文化について
・現地で食べてほしいおすすめのポルトガル料理
日本で親しまれている料理のなかにも実はポルトガルで誕生した歴史を持つ一品があり、実際にポルトガルで味わったグルメも日本人に馴染みやすい味だと感じました。
世界一周の際に、ポルトガルへ訪れた経験をもとにご紹介します。
ポルトガルの食文化について
まずは、ポルトガル料理の特徴についてご紹介します。
海外に多くの植民地を所有していたポルトガルは、各植民地で生産された食材を取り入れている点が特徴です。
支配下にあった地域の料理にも大きな影響を与えており、特にブラジルやマカオ、インドなどの国には当時の食文化が発展を遂げた料理が現在も残っています。
植民地だけではなく、ポルトガル人が接触した国にも影響を与えています。
日本も例外ではなく、日本で親しまれている料理もポルトガル料理が起源だと言われています。
パンを主食としている国が多いヨーロッパですが、ポルトガルではパンやジャガイモと同様にお米も日常的に食されています。
魚を使用した料理も多く、特にタラやイワシが消費されています。
塩漬けしたタラを乾燥させたバカリャウは万能な食材で、重宝されています。
タコやイカなどのシーフードも豊富で、新鮮な素材を使用した料理が充実しています。
日頃からお米や魚を食べる習慣があるので、日本人にとっても挑戦しやすい海外の食事だといえるでしょう。
おすすめのポルトガル料理
それでは、おすすめのポルトガルグルメをご紹介します。
パステス・デ・バカリャウ
■代表的なバカリャウ料理
干したタラであるバカリャウとポテトのコロッケです。
タラの塩気とじゃがいもの相性が良く、ポルトガルで古くから愛されている料理です。
街中にはテイクアウト専門店もあるので、観光中に気軽に食べ歩きもできます。
中にチーズが入っているものなど、家庭や店ごとのオリジナリティを楽しめる一品です。
サルディーニャス・アサーダス
■定番の魚料理
日本よりも少し大きめなイワシをに塩をふり、炭火で焼いた一品です。
オリーブオイルやビネガー、レモンなどをかけていただきます。
シンプルな料理ですが、脂ののった新鮮なイワシは絶品です。
6月13日の聖アントニオ祭は別名イワシ祭りと呼ばれており、多くの店でイワシ料理が楽しめます。
カタプラーナ
■定番の鍋料理
シーフードや野菜がたっぷりの鍋料理です。
アルガルヴェ地方の郷土料理で、カタプラーナというポルトガルの伝統的な銅製の鍋を使用しています。
旨味が凝縮されており、身体も温まる一品です。
具材は魚介類が定番ですが、肉類を使用する場合もあります。
パステル・デ・ナタ
■名物のスイーツ
ポルトガルで有名なデザートといえば、エッグタルトであるパステル・デ・ナタです。
リスボンのジェロニモス修道院で誕生した歴史を持ち、現在では世界中で親しまれている一品です。
程よい甘さのクリームと、香ばしいタルト生地のバランスが最高です。
リスボンには多くの専門店があるので、食べ比べてお気に入りの一品を見つけるのもおすすめです。
ポルトガルへ訪れる際は、現地のグルメもぜひお楽しみください。