タイのバンコクにあるドンムアン空港は、日本からも多くのLCC便が就航しています。
LCCの増便に伴い、もう一つのバンコクの空港であるスワンナプーム空港ではなく、ドンムアン空港を利用する方も多いことでしょう。
スワンナプーム空港を利用される方は、こちらをご覧ください。
個人旅行でバンコクに行く際、特に初めて訪れる場合は、空港から宿泊先までの移動方法について悩む方も多いと思います。
ドンムアン空港からバンコク市内までの行き方は、下記のように様々な選択肢があります。
■Limoバス
■空港バス(エアポートバス)
■鉄道
■空港送迎サービス
■リムジンタクシー
■メータータクシー
■Grab
今回は、ドンムアン空港からバンコク市内へのアクセス方法をお探しの方に向けて、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・ドンムアン空港からバンコク市内へのアクセス方法の比較
【Limoバス・空港バス・タクシー・Grab】
実際にバンコクを訪れた経験をもとに、おすすめの移動手段をご紹介します。
ドンムアン空港⇒市内 アクセス方法
ドンムアン空港から市内までは様々なアクセス方法がありますが、おすすめの4つの移動手段について詳しくご紹介します。
Limoバス
正式名称は、Airport LimoBus Express(エアポート・リモバス・エクスプレス)です。
一人ずつ座席が確保されているので、必ず座ることができます。
身体を休めることができるので、長旅で疲れを感じている方におすすめです。
Limoバスは、2ルートあります。
①カオサンロード行き
②シーロム駅 ~ ラチャダムリ駅 ~ プルンチット駅 ~ プラトゥーナム行き
■運行時間:9:30~24:30
■運賃:150バーツ
■運行間隔:30分~1時間に1本
■所要時間:40分~1時間前後
■予約方法:乗り場の前にある専用カウンターにて受付
■乗り場:空港1階 7番出口

空港バス(エアポートバス)
運賃を安く抑えたい方に、おすすめのバスです。
空港バスは5ルートありますが、今回は旅行者向けのA1~A4のバスをご紹介します。
①A1バス:チャトゥチャック駅 ~ 北バスターミナル(モーチット2)行き
②A2バス:チャトゥチャック駅 ~ ヴィクトリーモニュメント駅行き
③A3バス:ディンデーン ~ プラトゥーナム ~ ルンピニーパーク行き
④A4バス:民主記念塔 ~ カオサンロード ~ サーナム・ルアン行き
路線バスタイプなので、荷物が多い方には少し不便さを感じるかもしれません。
事前の予約は不要で、運賃はバス車内で現金で支払います。
また、エアポートバスは、次の停車駅をアナウンスしません。
乗車の際、あらかじめ車掌に行き先を告げておくと、到着時に声をかけてくれます。
■運行時間:A1・A2(7:00~24:00)/ A3・A4(7:00~23:00)
■運賃:A1・A2(一律30バーツ)/ A3・A4(一律50バーツ)
■運行間隔:A1(10分に1本)/ その他(30分に1本)
■所要時間:
①A1/30分前後
②A2/30分前後
③A3/50分前後
④A4/40分前後
■乗り場:空港1階 5番出口

タクシー
一般的なメータータクシーで、有料道路料金と空港使用料の50バーツは乗客負担です。
利用する際は、メーターが正しく動いているか注意しましょう。
■運行時間:24時間
■運賃:300~400バーツ前後
■初乗り料金:35バーツ
■所要時間:40分~1時間前後(市内中心部のホテルまで)
※道路状況により変動します。
■乗り場:空港1階 8番出口
■配車方法:乗り場の前にある専用カウンターにて受付
Grab
Grabとは自動車の配車サービスのことです。
以前は主流だったUberが撤退したので、現在の東南アジアでは人気の配車サービスです。
「Grab」のスマホアプリより行き先を確定し、配車の申込をします。
ドライバーも、自分自身と同じ目的地までの経路を確認できるので、言語が通じなくても問題ありません。
クレジットカード情報を事前に登録しておくと、現地での支払いも不要です。
■運行時間:24時間
■運賃:300~400バーツ前後
■所要時間:40分~1時間前後(市内中心部のホテルまで)
※道路状況により変動します。
■配車方法:スマホアプリより申込
配車位置は5番ゲート辺りが適しています。
※アプリを使用して予約するので、simカードやポケットWi-Fiでの通信ができない場合は、空港の無料Wi-Fiを活用しましょう。
総合的に考えると「Grab」の利用がおすすめです。
短期旅行であれば、日本でポケットWi-Fiレンタルをしておくと、タイ到着後にすぐにGrabを利用できます。
ポケットWi-Fiを持っていかない場合は、simカードを購入するか、空港の無料Wi-Fiを利用して配車しましょう。
「Limoバス」や「エアポートバス」の利用も難易度は高くないので、自分自身に合う交通手段を利用してみましょう。