町全体が世界遺産に登録されている歴史的なスリランカの都市・キャンディ。
スリランカの中央部に位置するキャンディはコロンボに次ぐ第2の都市であり、仏歯寺やキャンディ湖などの有名スポットもあります。
今回は「スリランカのキャンディへ初めて訪れる方」に向けて、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・キャンディとは?
・キャンディ観光【キャンディ湖・仏歯寺/入場料・服装】
キャンディはヌワラエリヤやピンナワラなどの町へも訪れやすいので、スリランカ旅行の宿泊地としても人気の高い町です。
世界一周の際、スリランカへ訪れた経験をもとにご紹介します。
キャンディとは?
キャンディはスリランカの中央部の高地に位置しています。
シンハラ人による最後の王朝の都で、歴史深い町として知られています。
仏歯寺と王宮建造物群を含むキャンディの文化財は「聖地キャンディ」として、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。
イギリスの植民地だった時代もあり、その面影を感じる町並みが現在も残っています。
また、紅茶の産地である「ヌワラエリヤ」やゾウの孤児園のある「ピンナワラ」へは、キャンディから日帰りで行くことが可能です。
キャンディで滞在する際に、上記のスポットへ訪れるのもおすすめです。
聖地キャンディに滞在
私はキャンディへ訪れる前に、ダンブッラに滞在していました。
キャンディはダンブッラとは異なる雰囲気で、思っていた以上に大きな町であることに少し驚きました。
まず、人の多さに驚きました。
スリランカに到着後はダンブッラやシギリヤなどの小さな町を訪れていたので、久しぶりに味わう都会の雰囲気が少し新鮮に感じました。
中心地に多くの飲食店や土産店などがあり、鉄道駅もあるので観光するにも便利です。
ヨーロッパの雰囲気がありながら、アジアらしい活気を感じる町です。
イギリスの植民地時代に建てられた「クイーンズホテル」です。
コロニアル建築の外観は、当時の面影を感じます。
この辺りの夕暮れ時の雰囲気が、とても好きでした。
▼ スリランカ旅行であると便利なアイテムはこちら!
シンボル的存在の「キャンディ湖」
キャンディの町の中心にある湖「キャンディ湖」です。
地元の人々も湖の周辺でのんびりと過ごしたり、憩いの場になっているようでした。
お散歩がてら湖の周りを歩くと、少し心が和みました。
夕暮れ時も良い雰囲気です。
湖の背景に見える町並みとの組み合わせが、とても美しいです。
仏歯寺からも近いので、併せて訪れると良いでしょう。
【キャンディ湖 概要】
名称:キャンディ湖(Kandy Lake)
住所:Centre of Kandy City, Kandy 20000, Sri Lanka
世界遺産「仏歯寺」
キャンディでの観光といえば、こちらでしょう。
世界遺産の「仏歯寺(併歯寺)」です。
仏歯寺はスリランカを代表する仏教寺院であり、仏教徒にとって聖地といえます。
寺院内には釈迦(ブッダ)の犬歯「仏歯」が納められています。
1日に3回ある礼拝(プージャ)の時のみ仏歯のある部屋が開かれ、その姿を拝むことができます。
観光客以外にも多くの地元の人々も参拝に来ていて、とても厳かな雰囲気でした。
また、地元の方々は基本的に正装である白い服を着用していました。
入場時の服装に制約があるので、短パンや袖のない服など露出の多い服装は控えましょう。
私も持っていた白い服を着て訪れました。
スリランカではこちらの寺院に限らず、土足厳禁の場所が多い印象です。
ウェットティッシュを持参することをおすすめします。
寺院はセキュリティも厳重で、入り口で荷物検査があります。
【仏歯寺 施設概要】
■名称:ダラダー・マーリガーワ寺院(Temple of the Sacred Tooth Relic)
■住所:Sri Dalada Veediya, Kandy 20000, Sri Lanka
■営業時間:5:30~20:00
■入場料:1,500ルピー(約900円)
以上、「スリランカの聖地・キャンディ観光」について紹介いたしました。
キャンディは高地ということもあり、他の町よりも涼しくて過ごしやすい気候でした。
基本的に徒歩で観光できるので、お散歩気分で町を歩いてみるのも良いでしょう。
スリランカへ訪れた際は、ぜひご参考ください。