東南アジアのラオスには、町全体が世界遺産に登録されている「ルアンパバーン」という古都があります。
観光に必要な日数や見どころも気になりますが、ルアンパバーンは国家資格である象使いのライセンスが取得できることでも注目されています。
今回は「ラオスのルアンパバーンへ初めて訪れる方」に向けて、記事を作成しました。
▼ こちらの記事
・ルアンパバーンでの観光について【所要日数・治安・交通手段】
・ラオス ルアンパバーンのおすすめ観光地
日本での認知度はまだそれほど高くないですが、ルアンパバーンは英国の有名旅行雑誌で満足度の高い観光地ランキング第一位に選ばれるなど世界中から注目されています。
世界一周の際に、ラオス・ルアンパバーンへ訪れた経験をもとに紹介いたします。
ルアンパバーン観光について
まずは、ルアンパバーン観光についての注意点をご紹介します。
観光に必要な日数
ラオスは中国・ベトナム・カンボジア・タイ・ミャンマーの5つの国と接したASEANで唯一の内陸国です。
日本からルアンパバーンへの直行便は運航していません。
乗継便でフライト時間も長いので、身体への負担を考慮したうえでスケジュールを組みましょう
ルアンパバーンでの観光は、どれぐらいの日数が必要なのでしょうか。
ルアンパバーンは小さな町で観光スポットの数は多くないので、旧市街地の観光は一日で周ることが可能です。
ですが、ゆったりとした時間を過ごせることが魅力な町なので、余裕のあるスケジュールを組むことをおすすめします。
何もないところが魅力だと言われている町です。
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観光する際の注意点【治安・交通手段】
ルアンパバーンの治安は、他のアジアの都市部に比べて悪くない方だと感じました。
穏やかな田舎町なので、基本的に静かで夜遅くまで開いているお店も少ないです。
もちろんスリや置き引きには注意が必要ですので、常に気をつけましょう。
また、主な観光スポットは旧市街地に集中しています。
基本的に徒歩で移動が可能ですが、滞在時間が短い場合や効率良く観光したい場合は自転車のレンタルがおすすめです。
メインストリート沿いにレンタサイクル店が数軒あり、1日200円ほどでレンタルが可能です。
遠方に行く際はトゥクトゥクや車のチャーターもできるので、状況に応じた移動方法を選択すると良いでしょう。
ルアンパバーンのおすすめ観光スポット
ルアンパバーンのおすすめの観光スポットをご紹介します。
プーシーの丘
町の中心にある丘で、頂上からメコン川などルアンパバーンの自然豊かな町並みを一望できます。
サンセットスポットとして人気があり、夕暮れ時には多くの観光客が訪れます。
また、王宮博物館近くのメインストリート側からだけでなく、反対側からも登ることができます。
夕日を鑑賞した後は真っ暗なので、丘を下る際は気を付けましょう。
■住所:Sackarin road, Luangprabang, Luang Prabang 0600, Laos
■営業時間:6:00~18:00
■入場料:20,000キープ
■アクセス:王宮博物館側の入り口から徒歩15分ほど
クアンシーの滝
石灰を含んでいるため、コバルトブルーが美しい滝つぼです。
マイナスイオンを感じることができる自然溢れた場所で、遊泳スポットとしても人気です。
ルアンパバーンの市街地から離れた場所にあるので、トゥクトゥクや車などを利用して向かいましょう。
■住所:Luang Prabang 06000, Laos
■営業時間:9:00~17:00
■入場料:20,000キープ
■アクセス:ルアンパバーン市街地から車で約1時間
パークウー洞窟
メコン川クルーズのハイライトといえるスポットです。
「タムティン洞窟」と「タムプン洞窟」の2つの洞窟を総称して、「パークウー洞窟」と呼ばれています。
洞窟の中にはたくさんの仏像が並んでおり、神秘的な雰囲気を感じることができる場所です。
■住所:Ban Pak-Ou 06000, Laos
■アクセス:ルアンパバーンからメコン川をボートで1時間半ほど
ワット・シェントーン
ルアンパバーンで最も格式の高い寺院です。
王家の儀式が行われていた由緒ある寺院で、北ラオスの古典的な建築様式の代表とも言われています。
礼拝堂には美しい装飾が施されています。
■住所:Khem Khong Road, Luang Prabang, Laos
■営業時間:8:00~17:00
■入場料:20,000キープ
■アクセス:ルアンパバーン市街地内
ワット・セーンスークハラム
黄金の仏塔と立像を見ることができる大きな寺院です。
地元の方々が参拝に訪れており、観光客は少ないのでゆっくりと見学できます。
夜はライトアップされ、早朝はこの辺りで托鉢が行われています。
■住所:Sakkarine Road, Luang Prabang 0600, Laos
■入場料:無料
■アクセス:ルアンパバーン市街地内
王宮博物館
フランス植民地時代に王宮として建てられた施設です。
当時のフランスの建築様式と、ラオスの伝統的な建築様式が融合しているのが特徴です。
王宮の美しい装飾や仏像などが展示されており、当時の暮らしぶりを感じることができます。
■住所:27 Ounheun Rd, Luang Prabang,Laos
■営業時間:8:00~11:30/13:00~16:00
■入場料:30,000キープ
■アクセス:ルアンパバーン市街地内
ルアンパバーン ナイトマーケット
ラオス最大のナイトマーケットです。
夕方から歩行者天国になり、多くの人々で賑わいます。
雑貨や衣類など様々な品物を扱っていますが、特にハンドメイドの織物が見どころです。
屋台も立ち並び、ラオス料理やフレッシュなフルーツジュースなどを味わうことができます。
■住所:16 Chaofa Ngum Rd, Luang Prabang, Laos
■営業時間:17:00~23:00頃
■アクセス:ルアンパバーン市街地内
以上、「ルアンパバーンのおすすめ観光スポット」をご紹介しました。
ルアンパバーンはゆったりとした時間が流れていて、どこか懐かしい街並みが魅力的な場所です。
人々も温かく親しみやすい町なので、穏やかな時間を過ごすことができるでしょう。
個人的には、日本でいうと沖縄の宮古島の雰囲気を感じる町でした。
素朴な町並みは、都会で疲れた心をきっと癒してくれます。
ルアンパバーンへ訪れる際は、ぜひご参考ください。