古都ルアンパバーンの托鉢【ラオス】

アジア
スポンサーリンク

  

町全体が世界遺産に登録されている、ラオスの古都ルアンパバーン。

  

ゆったりとした時間が流れる自然豊かな町並みが魅力ですが、世界最大規模と言われている托鉢(たくはつ)も、この町の特色の一つと言えるでしょう。

 

日本で大規模な托鉢を見るのは、なかなか難しいことだと思いますが、敬虔な仏教国であるラオスでは毎日のように行われています。

  

今回は、ルアンパバーンで実際に見学した托鉢の様子をご紹介します。

 

スポンサーリンク

托鉢とは

托鉢とは、仏教において出家者の修行形態の1つであり、修行僧が信者の家々を巡り、生活に必要な最低限の食糧などを乞う行為のこです。

信者にとっては、功徳を積む行為とされています。

  

日本では仏壇にご飯などを供える習慣がありますが、ラオスではお坊さんに託し、代わりにご先祖様に届けてくれると言われているそうです。

ルアンパバーンの托鉢について

托鉢はラオスの名物とも言われており、ラオス全土で毎日のように行われています。
その中でも、特にルアンパパーンの托鉢は世界最大規模で、早朝は修行僧の行列ができています。

 

托鉢は地元の人々だけではなく、観光客も参加が可能です。

修行僧に渡す喜捨用の品物としては、日常的にも食されている「もち米」が一般的です。
もち米以外にも、普通のお米やお菓子、飲み物などを用意しても良いそうです。

宿泊施設によっては、喜捨用の品物を用意してくれるところもあります。
参加を検討されている方は、宿泊施設に確認してみると良いでしょう。

また、托鉢の時間帯になると、その付近で観光客向けに品物の販売もされていました。

托鉢に参加する際の注意点

托鉢に参加する際は、下記のようなルールを守りましょう。

■肌の露出を控えた服装にする。
■修行僧に触れたり、前に出ない。
■写真を撮る際は邪魔にならないように、十分に気をつける。
(※フラッシュ撮影も控えた方が良いと思います。)

  

スポンサーリンク

ルアンパバーンの托鉢の様子

ルアンパバーンで実際に見学した際の様子です。
私は参加はせず、見学のみしました。

 

※2018年9月に見学した際の様子です。

見学した場所

ルアンパバーンの托鉢は、街の各所にある寺院の周辺で行われています。

特に、ルアンパバーン市街地の、Sakkaline Road(サッカリン通り)や、Kounxoua Road(クンスワー通り)は観光客も多かったです。

  

Wat Sensoukaram(ワット・セーンスークハラム)辺りに向かっていくと、見つけられると思います。

地図でいうと、この辺りです。

  

こちらの通りでは、観光客向けに喜捨用の品物を販売している姿も多く見受けられました。

托鉢の様子

ルアンパバーンの托鉢は、夜明けと共に始まります。

以前は5時半ごろから開始されていたそうです。
ですが、観光地化されてきた影響もあって、現在の時間に調整されたそうです。

観光客が増えてきて、中には写真を撮る際にフラッシュを使って撮影する人がいたそうです。
まだ暗い中でのフラッシュ撮影は、修行僧にとってもまぶしくて、托鉢に影響を及ぼしてしまいます。

  

まだ暗い時間に、私は宿を出発してメインストリート方面に向かいました。
久しぶりの早起きに緊張して、前日の夜はなかなか寝付けませんでした。

向かう途中の小さな通りにも、地元の方々が修行僧が来るのを待って準備していました。

  

サッカリン通りで、ひとまず待機します。

少し待っていると、まだ薄暗い中に現れた色鮮やかなオレンジ色に釘付けになりました。

一気に眠気が吹き飛びます。
オレンジの袈裟に身を包んだ修行僧が来ました。

  

その場の空気が一気に変わったように感じました。

  

地元の方々は少しでも正装に近づけるために、ストールのようなものを肩に掛けているそうです。

観光客が参加している姿も見ることができました。

  

托鉢の時間帯は、車の通行も禁止されています。

  

地元の方々は、修行僧の通る道の脇に敷物を敷いていました。
小さなイスも用意されており、そのイスに座って喜捨している方もいました。

  

地元の方々は、やはり慣れているというか、喜捨のスピードもスムーズに感じます。

  

  

とても不思議な感覚に包まれた時間でした。

人通りの少ない観光客のいない通りでも見ることができたのですが、特にその際はその空間を見入ってしまいました。

写真を撮れない。というか、撮ってはいけないと思うような神聖さを感じる空間でした。

 

現在、ルアンパバーンの托鉢に関して、さまざまな意見があるそうです。

観光地化された托鉢を時代の流れだと考える人もいれば、残念に感じている人もいるようです。

 

私自身は実際に托鉢を見学して、自分の目で見て感じることは、とても大事なことだと思いました。

托鉢の様子を見て、素朴な町と言われているルアンパバーンのイメージが変わってしまうことは、ありませんでした。

観光地化されたとはいえ、ここでしか感じることができない感覚です。

  

ルアンパバーンを訪れる際は、托鉢を見学することをおすすめします。

   

   

    

タイトルとURLをコピーしました